マクドナルドのバイトは、接客とハンバーガーなどの商品を作るのが主な仕事です。
実際に店舗に行くとよく分かりますが、ハンバーガーなどの商品が出てくるまでにかかる時間が、とても短いです。
「あんな速さでハンバーガーを作るなんて、絶対ムリ!!」
そう思ってしまう方も、多いと思います。
しかし、それは違います!!
確かに素早くハンバーガーを作ることは、とても大切なことです。
ベテランのクルーであるならば、とても素早く作ります。
スピーディーなサービスこそ、マクドナルドの特徴の1つです。
ですが、実はスピードよりも大切なことがあります。
スピードなんて、これの次でいいくらいです。
スピードよりも大切なこと。
それは「正確さ」です。
例えば、ハンバーガーを注文したとしましょう。
素早く作られ、ものの20秒足らずでカウンターまでやってきました。
すぐに食べられるので、大満足です。
しかしです。
包み紙を開けますと、グチャグチャになったハンバーガーが出てきてしまいました。
こんなとき、どう思いますか?
先程までの大満足も、これを見るとどこかに消えてしまうでしょう。
ジュースなどでも同じです。
すぐに出てきましたが、中身がこぼれていたら?
運んでいたクルーが落としてぶちまけてしまったら?
全部、台無しになってしまいますよね。
こうした「ガッカリ」を防ぐためには、どうしたらいいのか?
それは「正確さ」に沿った行動をすることです。
決められた手順で決められた通りにハンバーガーを作る。
決められた動きを基本にして動く。
マニュアルで定められた接客を行う。
マクドナルドでは、全てにおいてマニュアルが決まっています。
これに従って働くことが「正確さ」なのです。
「正確さ」ができていないと、お客様に満足していただけません。
入りたての頃は、何が何でも「スピード」に慣れようとしますが、それは間違いです。
まずは「正確さ」を覚えて下さい。
業務内容を「正確に」できるようになってから、「スピード」を身につけてください。
そして「スピード」は、何度も店舗インして働いていれば、
おのずと身についてきます。
それは、他人から指摘されて、初めて気がつきます。
「早くなったなぁ!!」
そう言われると、自分では実感できなくとも、
「スピード」がついてきた証です。
まずは「正確さ」を身につけるために、
店舗インして仕事を覚えて行ってください。
元マクドナルドクルーである、先輩からのアドバイスです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!